故障を発生させないための信頼性技術と加速試験
978-4-905507-77-2
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- 発行所:(株)R&D支援センター
商品説明
故障を発生させないための信頼性技術と加速試験 ~信頼性工学・信頼性保証・故障メカニズム・試験を加速させる考え方~
◆ 書籍概要 ◆
★ストレスと故障の関連性という立場から、故障の発生を抜本的に防止する方法を詳解。 ★故障メカニズムのエレクトロケミカルマイグレーション、ウィスカ、無機りん系難燃剤についても全体がわかるように解説。 発刊日 2025年7月31日 頁 数 約270頁 造 本 B5 発行所 (株)R&D支援センター ISBN 978-4-905507-77-2 ※この商品はNTSから書店様へ卸すことはできません ■著者 伊藤 貞則 ■主な目次 はじめに 第1章 故障を発生させないための信頼性技術の考え方 第2章 故障メカニズム 第3章 信頼性保証加速試験 あとがき ★関連書籍のご案内 金属材料の腐食防食技術大系 ~基礎からAI技術まで~ 破壊の力学Q&A大系 ~壊れない製品設計のための実践マニュアル~ AI・ドローン・ロボットを活用したインフラ点検・診断技術 フレッティング摩耗・疲労・損傷と対策技術大系 ~事故から学ぶ壊れない製品設計~ ねじ締結体設計大系 ~事故から学ぶ壊れない製品設計の要諦~ 改訂増補版 プラスチック製品の強度設計とトラブル対策
◆ 詳細目次 ◆
はじめに 第1章 故障を発生させないための信頼性技術の考え方 1 信頼性工学と信頼性保証 ~使う立場と作る立場の信頼性~ 2 バスタブカーブと故障率 2.1 バスタブカーブと故障の種類 2.2 品質の要求レベルのアップと故障率評価の課題 3 信頼性は常に脅かされている 3.1 製品の軽薄短小化密閉化への課題 3.2 商品を取り巻く環境の変化への課題 3.3 課題を解決するためには 4 キーとなる故障メカニズム 4.1 故障メカニズムと故障の芽 4.2 故障/故障モード/故障メカニズム 4.3 故障メカニズムの分類と対応 4.4 故障メカニズムの各分野共通性 4.5 信頼性解析は故障メカニズムを知らないとできない 4.6 故障メカニズムは難しいか 4.7 故障メカニズムが信頼性保証活動の中心 4.8 開発/設変/新規部品採用は故障メカニズムとの戦い 5 信頼性保証加速試験と故障の芽解析の進め方 第2章 故障メカニズム 1 熱ストレス 1.1 拘束応力 1.2 拡散、変態、軟化 1.3 状態変化(融解、蒸発、沸騰、凝縮、凝固) 2 湿気ストレス 2.1 水の三体 2.2 空気中の水分量 2.3 結露 2.4 水の極性と吸湿/透湿 2.5 水溶性 3 応力ストレス 3.1 不均一応力 応力集中 3.2 持続的応力 3.3 繰り返し応力 3.4 クリープと疲労の組み合わせ 3.5 微摺動摩耗 4 ガスストレス 4.1 製品の外部環境と内部環境 4.2 樹脂とガス 4.3 高分子の加水分解 4.3.1 高温で起こる加水分解 4.3.2 常温で発生する加水分解 4.4 環境応力割れ 4.5 ブリード性 4.6 腐食 4.6.1 (電気)化学腐食──酸化剤による腐食 4.6.2 異種金属接触腐食(ガルバニック腐食) 4.6.3 濃淡電池 4.6.4 選択腐食 4.6.5 孔食 4.7 応力腐食割れ(応力ストレスとガスストレスの組み合わせ。 SCC:Stress Corrsion Cracking) 4.8 水素脆性(応力ストレスとガスストレスの組み合わせ。 HE:Hydrogen Embrittlement) 4.9 銀(Ag)と硫化 5 電気ストレス 5.1 ジュール熱 5.2 耐圧劣化 5.3 絶縁劣化 5.3.1 電解腐食 5.3.2 陰極腐食 5.4 電界拡散 6 エレクトロケミカルマイグレーションの伸長メカニズムと対策 (Electro-Chemical Migration:ECM) 6.1 はじめに 6.2 Ag、Cu、SnのECM例 6.3 ー極からの伸長、+極からの伸長の基本原理 6.4 金属イオンの溶出に必要な水分とペア 6.5 ECMの伸長形態の電流による変化 6.6 ペースト溶剤中で発生する高温ECM 7 ウィスカ(Whisker)の伸長メカニズムと対策 7.1 はじめに 7.2 ウィスカはなぜSnとZnだけか 7.3 ウィスカを理解するためのSnの特性 7.4 Snウィスカの各種伸長メカニズム 7.4.1 粒界に下地金属浸入によるウィスカ 7.4.2 腐食(酸化)によるウィスカ 7.4.3 温度サイクルウィスカ(空気中、窒素中、真空中) 7.4.4 押圧によるウィスカ 7.4.5 Inによるウィスカ伸長メカニズム 7.5 亜鉛めっきウィスカ 7.5.1 亜鉛めっきはめっき時に圧縮応力が発生する 7.5.2 ウィスカ発生の温度依存性 7.5.3 めっき時の圧縮応力原因と対策 8 無機りん(赤りん)系難燃剤による故障メカニズム 8.1 はじめに 8.2 赤りんによる難燃剤とは 8.3 赤りん難燃剤による故障事例 8.4 発生する故障メカニズムの基 8.5 成形と無機りん系難燃剤の粒 8.6 絶縁劣化から起きる故障メカニズム 8.7 ホスフィンガスから起きる故障メカニズム 第3章 信頼性保証加速試験 1 試験を加速させる考え方 1.1 部品材料の寿命判定には機能寿命と特性寿命がある 1.2 試験を実施する前に 1.3 早く結果を出すことと加速試験 1.4 加速させ方の基本の5つ 1.5 加速試験で通常使用時を推定するときの組み立て 2 加速を決めるストレスと故障メカニズム進展の関係 2.1 α型(増加型)のモデル式を活用した加速評価 2.2 β型(最適値型)のモデル式を活用した加速評価 2.3 γ型(減少型)のモデル式を活用した加速評価 3 試験結果はストレスの組み合わせ方や順序で変わる 3.1 加速させるための要素を選ぶ 3.2 加速させるため律速過程を選ぶ 3.2.1 故障メカニズムをフローで描く 3.2.2 律速過程を選ぶ 3.3 多種類同時ストレス 3.4 多種類順次ストレス 3.5 ストレスは全行程を考えること 3.6 熱/湿気/振動ストレスの加える順序は 3.7 複数の要素のある製品の加速試験 3.8 ステップストレス試験 4 わからない故障は市場ストレスを参考に決める 4.1 市場のストレスを把握すると再現できた例 4.2 市場のストレスを無視したため失敗した例 5 故障メカニズムのフローを工夫する加速方法 5.1 小さいストレスをカットするする方法 5.2 ストレングスを弱くする方法 5.3 ある程度劣化させた試料で試験をする方法 5.4 劣化要因を明確にして強化する方法 5.5 試験環境を特化させる方法 5.6 故障判定を厳しいところに設定 5.7 要素による加速 6 湿気加速試験 6.1 金属の腐食 6.2 樹脂と85 ℃85%環境の意味 6.3 樹脂の透湿は蒸気圧法 6.4 85 ℃85%試験のデータが温度試験データによく間違われている例 6.5 湿気加速試験の注意事項まとめ 6.6 線形累積損傷則の湿気ストレスへの応用 6.7 高温高湿試験が加速試験か、耐力試験か、参考試験かの見分け方 7 環境変化とサイクル試験 7.1 高温通電試験 7.2 温度サイクル試験のストレス源には種類がある 7.3 温度サイクル試験と熱容量 7.4 温湿度サイクル試験 7.5 温湿度サイクル試験と熱容量 7.6 頻度を高くする方法の注意点 7.7 低サイクル疲労 あとがき
◆ 執筆者 ◆
イトケン事務所 代表 工学博士 伊藤 貞則 氏
<略歴など> 元オムロン(株)勤務 いろいろな商品の故障メカニズム解明に従事 日本信頼性学会 元理事 元関西支部長 (共著)「故障をゼロにする信頼性技術」日科技連出版社 1990) (共著)「錫ウィスカ成長プロセスの解明と対策」(R&Dプランイング2006)
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