生物の科学 遺伝 2008年3月発行号 Vol.62 No2
978-4-86043-201-0
¥1,760 (税込)
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- エヌ・ティー・エス
商品説明
■特集I 植物ホルモンの分子機構はどこまで明らかになったか
特集にあたって
長田 敏行(法政大学/東京大学)
1 サイトカイニンの生合成と情報伝達
黒羽 剛・榊原 均(理化学研究所)
2 ジベレリンシグナル伝達の分子機構とその進化
平野 恒・上口(田中) 美弥子・松岡 信(名古屋大学)
3 エチレンの信号伝達機構
小西 美稲子・柳澤 修一(東京大学)
4 オーキシン受容体と信号の流れ
清水 隆(東京大学)・長田 敏行(法政大学/東京大学)
5 植物の乾燥応答とアブシシン酸
瀬尾 光範 (Institut National de la Recherche Agronomique, Versailles, France)・
小柴 共一(首都大学東京)
6 ブラシノステロイド作用の分子機構
中野 雄司(理化学研究所)
■小特集 食生活が生態系を脅かす
1 マグロは食卓から消えるのか?
金岩 稔(東京農業大学)
2 漁業や養殖が生態系を変える-外来種や交雑種のもたらす影響
森岡 伸介(国際農林水産業研究センター)
3 パーム油が塗り替える熱帯雨林の景観
竹田 晋也(京都大学)
4 フカヒレを取り巻く諸問題
北村 徹(日本エヌ・ユー・エス)
染色体を形作るタンパク質ASURAの発見
松永 幸大(大阪大学)
■連載--------------------
トピックス
ニジマスしか生まないヤマメの作出-サケ科魚類の遺伝子資源の保全を目指して
吉崎 悟朗(東京海洋大学)
トピックス
マウスのSNP解析
高田 豊行(国立遺伝学研究所)
トピックス
オポッサムのゲノム配列決定--非コードDNA領域が今おもしろい
岡田 典弘(東京工業大学)
最新のシークエンシングテクノロジー①
次世代シークエンサー技術による新たな時代-解析技術の進歩
豊田 敦(理化学研究所)
最新のシークエンシングテクノロジー②
次世代シークエンサーを用いたゲノム情報の解読
鈴木 穣・菅野 純夫(東京大学)
いきもののふしぎ
黄は白にまさる-カイコの繭の色から
土田 耕三・作道 隆(国立感染症研究所)・伴野 豊(九州大学)
地図で見る環境保全の現状
淀川の河川構造改変がもたらしたシンボルフィッシュ・イタセンパラの盛衰(前編)
河合 典彦(大阪市立大桐中学校/淀川水系イタセンパラ研究会)
植物は感じて動く
花が開くしくみ
田中 修(甲南大学)
高校教科書から飛び出たストーリー
細胞質遺伝
石川 香・林 純一(筑波大学)
生命を実感! 新しい授業法
生物教育における「生命尊重の教育」に関する調査と実践
武 倫夫(群馬県教育委員会)
花便り
寒葵
稲冨 茂樹(旭有機材工業)