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生物の科学 遺伝 2018年3月発行号 Vol.72 No.2

生物の科学 遺伝 2018年3月発行号 Vol.72 No.2

978-4-86043-550-9 C3045

1,760 (税込)

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商品説明


■特集I 腸の世界II~ 腸内マイクロビオータと疾病

腸内マイ クロビオータ(腸内細菌叢) が, ヒト の健康に大きく 関わり ,いく つかの疾患と の密接な関係が注目さ れ, 研究が加速している。
本特集では, 炎症性腸疾患, 肥満と 糖尿病, 肝疾患, 精神・ 神経疾患を取り 上げ, 腸内マイ クロビオータと の関わり についてそれぞれの専門家により 詳しく 解説していただいた。
ヒト が肉体的にも精神的にも健やかにすごすために備えるべき腸内マクロビオータについての知識が,本書の幅広い領域の読者に伝えら れること を期待している。
(神谷 茂)
特集I総論
腸内マイクロビオータの形成と影響する因子 より良い腸内細菌叢の形成はコントロールできるのか
大﨑 敬子/神谷 茂(杏林大学)


特集I-1
腸内マイクロビオータと炎症性腸疾患(IBD) DNA解析技術による原因菌の探索進む
大草 敏史(順天堂大学)

特集I-2
腸内細菌と2型糖尿病 プロバイオティクス飲料の継続投与で病態改善の可能性
佐藤 淳子(順天堂大学)

特集I-3
腸内マイクロビオータと肝疾患 腸内細菌と“Leaky Gut”による肝臓病のメカニズム
中島 淳(横浜市立大学)

特集I-4
自閉症スペクトラム障害 腸内マイクロビオータから腸メタボロームへ
渡邉 邦友(木沢記念病院)

■特集II 世界のアホウドリの保護と保全

その姿や生態が仇あ だと なり , わずか半世紀前には絶滅の縁に追い込まれたアホウドリ は, 多く の人の献身的な保護活動の甲斐あって, 現在,世界的に評価さ れる ほどの驚異的な回復を遂げている。
その一方で,この回復は, 人間活動と の間で生じる新たな摩擦や, アホウドリ と いう 種に隠さ れた真実を浮き彫り にした。
本特集ではそれら について詳しく 解説する。
特集II-総論
絶滅危惧種アホウドリの保全
出口 智広(公益財団法人 山階鳥類研究所)

特集II-1
アラスカ海域におけるアホウドリの分布,環境利用および保全について
Robert Michael Suryan(米国オレゴン州立大学)/Kathy Kuletz(米国魚類野生生物局)

特集II-2
アホウドリ保全の新たな展開 バイオロギングで海上での行動が明らかに
綿貫 豊(北海道大学)

特集II-3
今後,「アホウドリ」をどう保全するべきか? 種内の2集団と,求められる集団別の保全対策
江田 真毅(北海道大学)

■寄稿--------------------
寄稿
「メンデルの軌跡を訪ねる旅」から(3) メンデルの故郷とイリノイ大学メンデル資料
長田 敏行(東京大学名誉教授,法政大学名誉教授)

■連載--------------------
実験観察の勘どころ
原形質流動で見られる顆粒としてのミトコンドリアの観察
小杉 一彦(新座総合技術高校)

裏山の昆虫誌
クロヤマアリ [Vol.25]
丸山 宗利(九州大学総合研究博物館)/小松 貴
生物のナビゲーションに学ぶ
チョウの長距離移動~渡りの方向を決める仕組み [第2回]
木下 充代(総合研究大学院大学)

ハイエンド研究・分析装置への招待状
NGSで解き明かすマイクロバイオーム─メタゲノム解析 [第5回]
【1】高安 伶奈(理化学研究所)/【】須田 亙(理化学研究所)

大学入試「生物」を攻略する
2018センター試験(生物基礎・生物)を振り返って [第14回]
プレゼンター:道上 達男(東京大学)

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