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生物の科学 遺伝 2018年9月発行号 Vol.72 No.5

生物の科学 遺伝 2018年9月発行号 Vol.72 No.5

978-4-86043-553-0 C3045

1,760 (税込)

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商品説明


■特集I キノコをとおして地球の未来を考える

森の日陰者と し て日常めだたない菌類(キノ コ ) の存在だが, 最近の分子系統により , 植物の共生者と して, 陸上の森林生態系をつく りあげてきた本当の菌類の姿が浮かびあがってきた。
絶滅危惧種の植物の生育を助ける菌類, ラン科植物の生きる姿から 見えてく る菌類の森での働きなど, 最新の研究を通して真の菌類の姿に迫る。
ま た, マツタケ栽培やキノ コ毒の最新研究事情も紹介する。


巻頭グラビア
キノコの世界
大作 晃一/吹春 俊光(千葉県立中央博物館)


トビラ

特集I-総論
キノコの不思議の世界
吹春 俊光(千葉県立中央博物館)

特集I-1
森を育むキノコのちから 菌根共生の驚くべき真実
奈良 一秀(東京大学)

特集I-2
絶滅危惧樹木を支えるキノコの発見 共進化した菌根菌が保全の鍵!?
奈良 一秀(東京大学)

特集I-3
キンランの移植はなぜ難しいのか ラン科植物がつくる独自の菌根
大和 政秀(千葉大学)

特集I-4
キノコ毒 私たちは生物を食べているということを 忘れないでください
橋本 貴美子(東京農業大学)

特集I-5
マツタケ人工栽培の最前線 無菌条件での感染苗の作出とシロ形成には成功
山中 高史(森林研究・整備機構 森林総合研究所)

■特集II モデル生物からヒト希少遺伝性疾患へのアプローチ~疾患のメカニズム解明をめざして

小児科領域のみなら ず成人においても希少遺伝性疾患の存在が知られている。
2015年から それら の原因遺伝子を同定する計画が始まり 成果をあげつつある。
と ころが遺伝子は同定さ れても, 症状と の因果関係や病態のメ カニズムは明ら かになっていないケースが多く , 治療の足がかり もない。
そこでモデル生物を用いることにより , 疾患原因とメカニズムを明ら かにする計画が始ま った。
本特集ではモデル生物からのヒト 疾患遺伝子研究ついて, それぞれの専門家の立場から 概説する。
特集II-総論
モデル生物を用いた希少疾患研究の概要
井ノ上 逸朗(国立遺伝学研究所)

特集II-1
モデル脊椎動物ゼブラフィッシュを用いた疾患研究 基礎研究から医学薬学研究への新展開
川上 浩一(国立遺伝学研究所)

特集II-2
“ヒト化ショウジョウバエ”の作出進む 非コード領域の変異の高感度アッセイ法の開発が課題
高野 敏行(京都工芸繊維大学)

特集II-3
線虫をモデル生物としたヒト疾患の解析 特徴を活かした解析方法とゲノム編集技術
吉名 佐和子/三谷 昌平(東京女子医科大学)

特集II-4
ヒト培養細胞を用いた解析 過去から現在までのヒト細胞研究,そして将来の発展
鐘巻 将人(国立遺伝学研究所)

■連載--------------------
裏山の昆虫誌
ヒメアカタテハ [Vol.28]
丸山 宗利(九州大学総合研究博物館)/小松 貴
実験観察の勘どころ
骨髄液中の血球細胞観察 食用「手羽元」を材料として
半本 秀博(放送大学埼玉学習センター)

生物のナビゲーションに学ぶ
動物ナビゲーションの神経基盤 [第4回]
木村 幸太郎(名古屋市立大学)/佐藤 正晃(埼玉大学)/佐倉 緑(神戸大学)

大学入試「生物」を攻略する
入試問題に見る「発生生物学」と「幹細胞生物学」 [第17回]
プレゼンター:道上 達男(東京大学)

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