local_shipping全国送料無料※一部地域除く

call03-5224-5430
schedule営業時間 - 9:00~17:00(定休日 - 土日祝)
生物の科学 遺伝 2024年3月発行号 Vol.78 No.2 特集 温度・機械刺激受容の最前線

生物の科学 遺伝 2024年3月発行号 Vol.78 No.2 特集 温度・機械刺激受容の最前線

ISBN978-4-86043-865-4 C3045

1,760 (税込)

0ポイント

エヌ・ティー・エス

商品説明

■特集I 温度・機械刺激受容の最前線

温度・機械刺激による感覚研究はそのセンサーの分子実体が明らかでないために進展が遅れていたが、2021年のノーベル生理学医学賞の対象であるTRPチャネル、piezoチャネルの発見で大きく進んだ。
その機能は、感覚神経にとどまらず、身体中の細胞が温度や機械刺激を感知しながら生存していると考えられるようになっている。
それらTRPチャネル、piezoチャネルの機能・構造と感覚への関与の研究の最前線を見てみよう。


特集-総論
温度感受性TRPチャネルと機械刺激受容体のpiezoチャネルの発見と研究の進歩 総論
富永 真琴(自然科学研究機構 生理学研究所)

特集-1
温度感受性TRPチャネル 温度変化の受容から体温下機能まで
加塩 麻紀子(生理学研究所)

特集-2
〈TRPチャネル以外の温度受容体〉線虫から見つかってきた新たな温度受容メカニズム
大西 康平/太田 茜/久原 篤(甲南大学)

特集-3
〈TRPチャネル以外の温度受容体〉ショウジョウバエから見つかってきた新たな温度受容メカニズム
曽我部 隆彰(生理学研究所)

特集-4

野々村 恵子(東京工業大学)/中澤 直高(近畿大学)

特集-5
感覚神経系にとどまらない、温度感受性TRPチャネルの新たな生体機能 〜痛み・痒み・中枢神経疾患への創薬応用に期待〜
戸堀 翔太/白川 久志(京都大学)

特集-6
機械刺激受容と毛 細胞アンテナの役割と重要性
池 幹人/鳥山 真奈美(大阪大学)

■連載--------------------
日本列島の多様な淡水生物~その進化と保全
連載開始にあたって
向井 貴彦/楠田 哲士(岐阜大学)

大学初年次における生命科学実験
味覚の個人差の原因を探る 明治大学農学部農芸化学科の学生実験の紹介
石丸 喜朗(明治大学)

実験観察の勘どころ
ユリの雌しべによる花粉管誘導を観察する
伊藤 政夫(名古屋市立向陽高等学校)

高校生物・ワクワク宣言!!
とにかくフィールドへ!発見があるから感動がある沖水生物部 足元の生物を知り地元に誇りを持てる生徒を目指して
奥田 賢司(沖縄県立沖縄水産高等学校)

シゴト×セイブツ
第12回─バイオ企業グループの推進を支える自分の「物差し」
プレゼンター:道上 達男(東京大学)

植物を集める!!
第14回─「イチョウの世界」から
長田 敏行(東京大学名誉教授,法政大学名誉教授)

フォトコンテスト
生物科学学会連合「第五回 生きものの“つぶやき ”フォトコンテスト」 ─審査結果(1)