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[11/28]【オンラインLive配信・WEBセミナー】分子組織化フォトン・アップコンバージョン(UC)技術の原理と応用【アーカイブにて別日視聴可能:1カ月間】

[11/28]【オンラインLive配信・WEBセミナー】分子組織化フォトン・アップコンバージョン(UC)技術の原理と応用【アーカイブにて別日視聴可能:1カ月間】

開催日時:2024年11月28日(木) 13:30~17:30

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主催:(株)AndTech

商品説明

 
■タイトル:【オンラインLive配信・WEBセミナー】分子組織化フォトン・アップコンバージョン(UC)技術の原理と応用【アーカイブにて別日視聴可能:1カ月間】 ~光エネルギー変換特性と太陽電池の高性能化・医療分野への展開~

■日時:2024年11月28日(木) 13:30~17:30  

■会場:※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です
※ お申込み時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ず、ご確認ください。

■定員:30名

■受講料:45,100円(税込、資料作成費用を含む)
 ※複数でのご参加を希望される場合、お申込み追加1名ごとに16,500円が加算となります

■主催:(株)AndTech

■講師:九州大学  大学院工学研究院応用化学部門 主幹教授(工学博士)  君塚 信夫 氏

■講演主旨:
 細胞は、多くの生命分子が自発的に秩序分子組織構造をつくる「自己組織化」より形成され、光合成をはじめとする高度な分子システム機能を実現しています。化学・材料科学分野においても「分子組織化」は、個々の分子を超えた性質や機能を生み出す強力な方法論です。

 本セミナーでは、我々がこれまで開発してきた「分子組織化に基づくフォトン・アップコンバージョン(UC)、ならびにその周辺技術」について解説します。励起三重項状態を利用するフォトンUCは、比較的弱い励起光であっても低エネルギー(長波長)光を高エネルギー(短波長)の光に変換可能な方法論であり、「太陽電池の高効率化」や「可視光駆動型の光触媒開発」の光子エネルギー変換技術として注目されています。とりわけ三重項―三重項消滅(triplet-triplet annihilation, TTA)機構に基づくアップコンバージョン(TTA-UC)は、近年、新しい三重項増感剤(ドナー)や発光体(アクセプター)が開発されてUC波長域が拡がり、可視光領域において太陽光レベルの弱い励起光を利用できるなど、優れた特徴を有することから大きな期待が寄せられています。

 TTA-UCを中心に有機光化学の基礎、従来の研究例、課題、さらに分子の自己組織化概念の導入によるイノベーションと、フィルム化技術などのフォトン・アップコンバージョン材料における最近の技術展開について紹介します。

■習得できる知識:
 ①励起三重項状態を利用する有機フォトン・アップコンバージョンの基礎
 ②フォトン・アップコンバージョンの設計・評価
 ③フォトン・アップコンバージョン材料の開発動向

■プログラム:
1. フォトン・アップコンバージョンの基礎
 1.1 フォトン・アップコンバージョン現象とは
 1.2 アップコンバージョンの手法

2. 三重項―三重項消滅に基づくフォトン・アップコンバージョン(TTA-UC)
 2.1 光化学の基礎(電子遷移と光緩和過程)
  2.1.1 光吸収と発光(蛍光)
  2.1.2 系間交差とリン光
 2.2 エネルギー移動とその機構
  2.2.1 一重項エネルギー移動(双極子―双極子機構)
  2.2.2 三重項エネルギー移動(Dexter機構)
 2.3 TTA-UCの基礎―溶液分子拡散系を中心に―
  2.3.1 TTA-UCにおけるドナー(D:三重項増感剤)とアクセプター(A:発光体)
  2.3.2 TTA-UCの効率を決める因子と評価法
  2.3.3 TTA-UCにおける課題

3. TTA-UCのイノベーション(1) ― 分子組織化フォトン・アップコンバージョン
 3.1 分子組織系の光化学
 3.2 分子の自己組織化とTTA-UCの融合 ― 分子組織化フォトン・アップコンバージョン
  3.2.1 分子凝縮系液体(π電子系液体・イオン液体)におけるTTA-UC
  3.2.2 オルガノゲル‐ハイドロゲル系におけるTTA-UC
  3.2.3 分子組織体におけるTTA-UC

4. TTA-UCのイノベーション(2)
 4.1 新しいTTA-UC増感系、発光分子系のデザイン
 4.2 近赤外(NIR)→可視(VIS)領域のTTA-UC
 4.3 可視(VIS)→紫外(UV)領域のTTA-UC
 4.4 固体・フィルム系TTA-UC材料の作成技術
 4.5 TTA-UC機能の向上にむけたアプローチ

5. フォトン・アップコンバージョン技術の応用
 5.1 光エネルギー変換技術・太陽電池への応用
 5.2 光触媒技術への応用
 5.3 有機合成・高分子合成・3Dプリンティングへの応用
 5.4 バイオ・医療分野への応用

【質疑応答】

※当日以外のアーカイブ視聴をご希望の方は、お申込みの備考欄に『当日以外のアーカイブ視聴希望』をご記入ください